へたくそだけど、切れ味がある。東日本の時、ショートレッグで5つも続けてラップをとった高橋雄哉のラップを見て、しびれた。自分にないものはその瞬間的なスピード。それを盗むために、弟子入りしてやろうとさえ思った。
コンターズのTさんからおしかりの手紙をいただいた。「精神科医の言葉を聞き流してはいけません。0.5倍をどこからひねり出すのです?教員と専務理事の部分からは出せませんから、オリエンテーリング、競技のオリエンテーリングから楽しむオリエンテーリングにすることです。」
文科省の登山研修所に読図の講師として出かけた。同所が主催する指導員研修なので、受講者の半数以上はプロのガイド。残り半数も各地の指導的な立場のクライマーである。「読図のスキルはどうなんでしょうかねえ」と、呼んでくれた同所の小林専門職は言うが、正直、自分の読図セオリーが通じるのかどうか。
背筋競争の後遺症はほぼ一週間続いて、その間は自転車か腰部に負荷のかからないクライミングマシンで対応した。10日ほどたって、久しぶりに山を走ったら、今度はアキレス腱周辺が筋肉痛になってしまった。うーム。こまったものだ。
連休中盤の3-5日は、ナショナルチームの合宿に参加。もともと3日間フルにやるつもりはなかったのだが、合宿前日に子どもをやった背筋競争(1分間に何回できるか)のせいで、会場のジャンボにつくなり背筋痛で、走るどころか歩くことすらままならない始末。
デンマークとヘルシンキでは興奮していたせいか、調子がよかったが、帰って来てからその反動が出た。ゴールデンウィーク最初の週末までの一週間は眠かったり、頭痛が出たり、ネガティブな気分になったり散々だった。現地も見たし、さあいよいよシリアスにトレーニングだと計画していたが、その80%もこなせなかった。