山での遭難を防いだり事後処理にあたる遭難対策協議会というのがどこの都道府県でもある。その全国大会が今年は静岡で開かれた。講演を引き受けて出かけてみたら、思いの外りっぱな会議でびっくりした。静岡県でも県教委の生涯スポーツ課総出で対応しているようで、壇上には教育長までいた。
日本山岳協会の関係者や高体連登山部の人もいる。日頃の活動とオリエンテーリングのいい宣伝の場になった(かな?)
文科省の登山研修所に読図の講師として出かけた。同所が主催する指導員研修なので、受講者の半数以上はプロのガイド。残り半数も各地の指導的な立場のクライマーである。「読図のスキルはどうなんでしょうかねえ」と、呼んでくれた同所の小林専門職は言うが、正直、自分の読図セオリーが通じるのかどうか。