3/11の地震の時、ちょうど山から取材で降りてきたところだった。「くせ」にしようと思って、使うつもりはなかったが、サバイバルパックを持っていた。
下山直後に地震。東京まではタクシーを乗り継ぎ着くことができたが、新宿で夜を越すことになった。都立新宿高校が開放されていたので、屋根もあり、暖房もある程度されていたが完全ではなかった。サバイバルシートで暖をとる。完全に暖かい訳ではなかったが、いざという時には外でもなんとか過ごせたんじゃないかと思う。緊急用品が必要なのは、山だけじゃないな。
ちなみに僕のパックにはeライト、靴ずれ対応の厚手ばんそこ、テーピングのテープ、パワーバーが入っている。長距離歩行や途中で停電した時にもある程度対応可能だ。ラジオで「安易に帰宅しないでください。夜道で道に迷うかもしれないし、長い道のりで体調を崩すかもしれません」とあった。オリエンテーリングやトレランをしていたら、そんな時にも対応できる。そう思うと、アウトドアスポーツ(で培ったスキルと力)はある意味ソフト面でのサバイバルパックとも言える訳だ。
今日は、三島の同僚から「ランタン貸してください」という依頼が来た。静岡も富士川以東は計画停電の範囲内で大変なようだ。