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2020.10.29 久し振りに書きました! YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語Part Ⅱ 29.観測隊員名簿の公表

2020.3.20 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語Part Ⅱ 28.誕生日プレゼント New!!2020.3.17 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語Part Ⅱ 27.復活の日 

2020.3.12 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語Part Ⅱ 26.リスクパニック 

2020.3.6 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語Part Ⅱ 25.冬期総合訓練 

2020.2.12 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語PartⅡ 24.離岸 

2020.2.6 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語PartⅡ

2019.12.19 もう一つの南極物語PartⅡ 22.Theyは何しに南極へ?

2019.11.27 もう一つの南極物語PartⅡ 21.防人歌

2019.11.21 もう一つの南極物語PartⅡ 20.冷凍ウェアラブルカメラ

2019.11.05 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語PartⅡ 19.理予性

2019.10.22 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語PartⅡ 18.国立大学法人統合 

2019.10.14 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語PartⅡ 17.海と山 

2019.10.11 YOUは何しに南極へ? もう一つの南極物語PartⅡ 16.Risk Quest  

 

過去のニュース



 北欧の複雑な地形の中でトップオリエンテーリング競技者はどんな地図読みをしているのでしょうか。全部読めば間違いなく目的地に到達できますが、それでは勝負になりません。あるいは、視覚情報が極度に限定される夜のナヴィゲーションで、人はどこに注目しているのでしょうか。いずれも、曖昧な環境の中で注目すべき情報を選択し、活用する能力が必要です。「ナヴィゲーション」や「空間認知」といった主題の中で、そのような能力を対象に研究してきました。

 2000年以降、リスクマネジメントが研究の大きな柱となりました。現代はリスク社会と言われています。リスクに敏感になるのと裏腹に、リスクに対して無頓着に生活している人も少なくありません。たとえば、横断歩道。青信号になると左右も見ずに渡り始める人が多数派です。でも、現代社会でドライバーの倫理観は命を預けられるほど完全でしょうか?その根底にはリスクリテラシー、つまり自分自身でリスクを主体的にとらえ、対応を考えるスキルの欠如があるように思えます。

 漠然として「危ない」と捉えるのではなく、リスクをどう捉えるか?これはリスク社会を生きていく上で避けられないテーマです。リスクと不可分なアウトドアイベントや実践を通して蓄積したリスクリテラシーとリスクとの向き合い方を、後半生の重要なテーマとして、研究・実践を続けています。


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